「APCシンポジウム2017東京」アンケート回答結果
シンポジウム参加者19名の方からご協力をいただきました。以下は回答内容の概要報告です。
1. 本シンポを知ったきっかけ
1)友人・知人 (14名)
2)APC東京事務所、多文化関係学会、SIETAR、 TCW-トランスカルチュラリティワークショップなどからのメーリングリスト(ML)を通じて (8名)
3)主催者・関係者から (3名)
4)その他 (1名)
(注:重複回答あり )
2.本シンポに対する感想
・参加者が予想以上に多く、この構想への関心が高いのに驚いた。
・色々なご意見伺う事ができ有意義だった。もし可能であれば構想案の話しをもう少し聞きたかった。
・活発な意見がでるよき場だった。
・次世代へ向けての施策だからこそ次世代を巻き込み、若者文化も取り入れて動いて行くのがいいと思った。
・「シンポジウム」というよりは「どのような方がAPC構想に携わっているのか?」、「どのような思いで、どのような経験を通してAPCを創っているのか?」というのが分かる「APC説明会」あるいは「決起集会」という感じで、今後のAPC創立に向けて“士気の高まる+アイデアが集まる”良い会だった。
・沢山の参加者の意見を伺えてとても参考になった。若い世代に伝えていける大切な取り組みと思った。
・とても良い構想で、実現してほしいと改めて思った。
・素晴らしい構想だと思う。今後もフォローし自分の意見が言えるようになりたい。
・APC構想の細部やそれに対するさまざまな角度からの意見が聞けて興味深かった。
・関係者の情熱が分かった。
・Time managementができておらず、ディスカサント一人一人の話しをもう少し詳しく聞きたかった。アイデア自体は非常に興味深く、実現できればアジア全体にとって良いものをもたらすと思う。川平先生が指摘された”Marketing”目線は、APCを広げて行く上でかなり重要にあると思うので、そこに若い世代を絡めことができればさらに面白いものができると思う。
・とても充実した時間だった。
・今、この時期に進行中の異文化に関わる諸問題(北朝鮮、相撲関係など−あまりに異文化コミュニケーションの問題なので)を思い浮かべながら話しを聞いた。20年以上前から近い将来反日感情が表に出るトラブルに見舞われるという危機感があったという話しには何という洞察力であったかと驚かされた。SNSでは皆が言いたい放題、受け取る側のリテラシーの乏しさを思うと恐ろしいばかり、メディアの無責任ぶりも目を覆うばかり。だから、やはり必要です、APC。アジアの人々が実際に会って話すこと(上から目線ではなく、もちろん)、触れ合うことから繋がりが生まれるはず。研究のどこかでメディア(SNS)リテラシー(各国の)が取り上げられたら有益だと思う。山里先生のお話もっとじっくり聞きたかった。
・構想について少し伺っていたが、参加して様々な視点からの構想理念や考え方を勉強する事ができた。
・実現への道筋がこれから大変な気がした。一つ気になるのは、この構想としてのセンターの立ち位置が明確かということ、平和主義と言っても立場によって異なる、其処には何を利害関心としているかという内省が必要。センターの利害関心は何か?どちらかと言うと、日本のアジア・アメリカとの関係から、日本の利害関心(政府の利害ではなく)反映していそう。
・「フラットな場づくり」をしようという構想のシンポジウムが、フラットな場づくりが出来ていない(全員から意見を聞き、対話する機会の不足)のが非常に残念に思った。時間の余裕を持ったプログラム作り、ファシリテーターを交えたW.S.形式のプログラムも組み込む必要があったのでは?
・本構想は、私たち若い世代にとっても非常に有意義な拠点になっていくと思う。今後とも関われたらと思う。
・I was impressed by the fact that this project has been worked on since 2012/2013 – which means that a very careful preparation is being carried out.
・戦後の平和主義が危ない状況になっていますが、日本の平和主義を主張する重要な取り組みと感じた。
3.構想実現への課題
・「民」主導で行けないのか?国主導ならAPCとしての独立性を発揮できないのでは?
・この構想を実現させるために今後リードして行く代表者をさがすこと。
・今の段階からもっと若者が参加するべき。また若者への発信をして行く事が大切。
・参加者の多くが大学教員だった。まずは大学生の異文化理解教育のプログラムとして沖縄でのセッションを設け、現地の留学生との交流、国内留学を強化してはいかが?
・アカデミックな世界だけでなく、草の根的なビジネスの関係者を巻き込む必要がある。
・大学生にもっと異文化理解を学ぶ場を提供する必要がある(戦略)。各大学からゼミ単位でプラニング(研修)沖縄で学ぶ、琉球大学が受け入れ体制を整えることでAPCが目指すひとつの機能が実現する。
・資金を調達するのが一番難しい
・資金調達
・現実的にどのような形で進めていくのか今後さらにお聴きしたい。
・運営費用の確保
・Time Scheduling, Fund・Plan、人・モノ・カネ
・ 若い世代がmanagementに入るべき。
・Internetの活用も視野に入れるといいと思う。
・「平和の礎」誕生秘話はよかった。このフィルムは初めてみた。
・実現可能な規模から、方向性を見失わずに、多数の人の意見を介しながらまとめてスタートできるのかどうか、多くの人が関われば関わるほどまとまるのが難しくなると思う。
・実現への道筋がもう少し現実味を帯びて見えてくることを祈る。
・今後は早期に構想委員会にアジア・パシフィック出身の関係者を入れていくべきと思う。
・組織体がどのようなものになるのか?政府予算を使うと何かと硬直する印象があり心配。若い世代をどのように組み込むのか(研究員、スタッフなど)。APCが考える「持続可能な未来」とは、また平和とはどのようなものなのか?
・The concept (as for content) is more or less clear, but nothing is known about the organizational aspect.
4.希望・要望
・委員として参加したい。
・また時間を合わせ参加したい。情報のシェアをお願いしたい。
・ 国際交流事業を運営しているので、多国籍の方々をマネジメントするノウハウやスキルはあるか と思うので、実際にAPC創立近くなれば留学生をどのようなセンター・宿舎等でマネジメントするかというアドバイスはできるかなと思う。
・トランスカルチュラルリーダーシップ研修について何かアイデアを共有できることあれば関わりたい。
・次回のプレゼンを聞きたい。
・お手伝いできる事あれば微力ながらし、応援したい。
・今後とも関わっていきたい。持続可能性の三要素である「環境・社会・経済」 をどのように思考していくのか、共に頭を使いたい。
・time-line/time flow of the project would be helpful
・企業OB組織などでグローバル人材育成の活動と関係しているが、協力したい。
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