アジア太平洋多文化協働センター(APMC) 設立構想推進の報告会 8月24日開催
ご賛同者の皆様
拝啓 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
私共APMC設立構想委員会が数年に亘り検討を重ねてまいりました「アジア太平洋多文化協働センター(APMC)」の実現に向けて、あらためてご協力をお願い申し上げたく、本構想に関する経緯報告(資料)と今後の活動予定等をお伝えいたします。
APMC構想の目的は、「世界の持続可能な平和構築に向け、日本とアジア太平洋各国・地域の研究、教育、研修、交流活動の拠点となる国際機関」を沖縄に設立することです。グローバル化の進展により世界の一体的発展が期待されております反面、政治・経済の思想や制度の違いが経済格差や民族差別等を生み出し、世界は分断と対立が続く状態になっております。今まさにSDGsに示されるような問題解決が求められております。
このような世界規模の諸問題に取り組む国際機関は既に多数存在していますが、APMCは日本が主体となって日本人の国際化を含めて、ソフトパワーによる平和で持続可能な社会の構築に貢献することを志向しております。また、そのための次世代リーダーの育成も視野に入れた国際機関を目指しております。本構想はアメリカ連邦政府により1960年に設立されたEast West Center(東西センター)をモデルにしております。
APMC設立構想委員会は2022年の沖縄施政権返還50周年を一つの節目として、今年3月に國場幸之助衆議院議員をはじめ、小渕優子議員(沖縄振興調査会会長)、有村治子議員(沖縄振興調査会 沖縄復帰50周年記念式典委員会 幹事長)、木原誠二議員(内閣官房副長官)へAPMCの概要説明を行いました。また5月15日の沖縄復帰50周年記念式典の際、岸田首相の式辞にて「沖縄は国際的な交流拠点として大きな可能性を秘めている。『万国津梁』の精神の下、島しょ地域に共通する課題の解決に貢献できる国際的な人材の育成や人材交流などを推進し、平和創造の拠点としての沖縄の発展、国際的なネットワークの形成を目指していく。」という表明もございました。この「平和創造の拠点」の具体的施策として、「アジア太平洋多文化協働センター」設置構想の実現を図るため、今後も日本政府に提案することを目指しております。
つきましては、2022年8月24日に、現在までの活動報告および今後の活動提案についての報告会・検討会を国際文化会館で予定しております。こちらのご案内も随時皆様へお知らせしたく存じます。
今後とも、ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
アジア太平洋多文化協働センター設立構想委員会
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